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太陽光発電の売電価格が下がっている?今後設置するメリットは?

2019年12月20日 売電
太陽光発電の売電価格が下がっている?今後設置するメリットは?

「太陽光発電は電気代の節約になる」「太陽光発電は儲かる」と聞いたことがある方は多いと思いますが、それはどういうことなのでしょうか?

まず太陽光発電システムで自家発電した電力を自分の家で使えば、電力会社から買う電気を減らすことができるので、電気代は安くなります。そしてもう一つ。自家発電した電力を売ること(売電)で、利益を得ることができます。これによって電気代をトータルで考えた場合、電気代が安くなったり、または買った電力よりも売った電力が上回り、売電収入を得ることができるのです。

「余剰売電」と「全量売電」

太陽光発電システムで発電した電力は、自分の家で使うこともできますし(自家消費)、電力会社に売ることもできます。
売り方には「余剰売電」と「全量売電」の2つの方法があります。

余剰売電とは

太陽光発電システムで発電した電力をまずは家庭で使い、余った電力を「余剰電力」と言います。この余剰電力を電力会社に売ることを、余剰売電と言います。つまり、家庭で使う電気の量を減らせばその分売電に回せるので、節電をすればするだけ、売電による収入を得ることができます。

全量売電とは

余った電力を売る余剰売電に対して、発電した電力の全てを売ることを全量売電と言います。工場や業者のメガソーラーのような、10kW以上の出力がある大規模な発電システムを設置している場合には、余剰売電、全量売電のどちらかを選択することができます。
日本の一般的な住宅の場合、設置している太陽光発電システムの出力は10kW未満のため、全量売電ではなく、余剰売電となります。

売電制度のしくみ

では、そもそも売電制度とはどのようなものなのか触れておきます。
ソーラーパネルで発電した電力は、まずは家庭内で消費されますが、消費しきれなかった電力は「余剰電力」となります。余剰電力は、蓄電池があれば溜めておくことができますが、蓄電池が無い場合は電力会社に買い取ってもらうことになります。
売電する際の電力の金額は国によって定められており、これを固定価格買取制度(FiT)と言います。この固定価格買取の期間は、申請した年から、10kW未満が10年、10kW以上が20年間となります。

売電価格が安くなっている

国が電力の買取価格を決めているわけですが、この電力の価格が年々安くなっています。2012年7月より施行されたFITですが、制度開始当初の買取価格は、1kWの発電に対して42円という高額なものでした。しかし、その額は年々下がり続けて、2019年には24円(出力制御対応機器設置義務あり:26円)まで下がっています。

ではなぜ、買取価格が年々安くなってしまっているのでしょうか?

再生可能エネルギーの普及

固定価格買取制度(FiT)は、制度がスタートした頃はあまりメジャーではなかった、再生可能エネルギーの普及を目的として作られた制度です。制度開始以降、太陽光を始めとする再生可能エネルギーが普及してきました。また、普及とともに設備の性能の向上し、更に設置コストが安くなってきています。

賦課金の負担額の増加

そして、実は太陽光発電で発電された電力を買うための費用は、国民が支払っている電気料金に含まれています。これを「賦課金」と言います。
制度開始時と比較すると、再生可能エネルギーが世の中に広がってきたため、この賦課金の負担額が年々増加しています。

これらの理由により、買取価格は引き下げられているのです。

今後、太陽光発電システムを設置するメリット

「買取価格が引き下げられているのなら、今後太陽光発電システムを設置するメリットが無いのでは…?」と思っている方もいるかもしれません。
確かに以前のように「太陽光で儲ける」ということは難しくなるかもしれませんが、太陽光発電にはそれ以外にもメリットはあります。

電気代が安くなる

太陽光発電システムで発電した電力を自家消費すれば、当たり前ですが電気代を安くすることが可能です。設置費用の高さが気になるかもしれませんが、設置費用をローンで支払う場合、ローンがある間はトータルの支払い額は±0かもしれません。しかし、太陽光パネルの寿命は20~30年と言われています。ローンの支払いが終わった後も発電は続けられますので、長期的な目で見れば、太陽光発電システムがある方がトータルの支払額は安くなるでしょう。また、蓄電池を設置すれば、昼間に使いきれなかった余剰電力を夜使うことができますので、更に電気代の削減が期待できます。

停電時にも安心

近年増えている「想定外の自然災害」によって、大規模で長期間の停電が増えています。そんな時でも太陽光発電システムがあれば安心です。

まとめ

つまりこれからは「たくさんの売電収入を得る」ということよりも、「電力を自給自足して、電気料金を削減する」ということを目的にすれば、設置のメリットは十分にあります。
再生可能エネルギーが普及してきたことにより、年々電力の買取価格は安くなってきています。おそらくこの先も買取価格は引き下げられていくでしょう。それに対して、電気料金は徐々に値上げされています。
もし、太陽光発電システムの設置を検討している方は、トータルの収支を考えると、「売電の収入が少しでも多く得られる時期」=「できるだけ早く」に設置をすることが望まれます。

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